2.4.2 リモート空港の運用

リモート空港の運用

リモート空港での管制

リモート空港は空港には管制官、航空管制運航情報官はおらず、FSCを通じて航空管制運航情報官とやり取りをおこないます。レディオ空港同様、彼らが行うのは管制承認や許可ではなく、あくまでもその受け渡し、アドバイスにとどまります。VATJPNでもリアルと同じように、これを再現します。

 

リモート空港を出発する航空機へのクリアランス

レディオ空港と同様ですので、そちらを参照ください。

 

プッシュバックとタクシー

リモート空港では特にプッシュバックの許可、タクシーの許可等ありません。パイロットから動作を開始した通報があります。なおタクシーを開始する際に通報をさせるとよいでしょう。

 

離着陸

リモート空港でもレディオ空港同様、離着陸許可は発出しません。またタワー空港やレディオ空港のように、空港に管制官、情報官がいて指示や情報を出すわけではありません。従ってさらに用語が変わります。要は障害物は報告されていませんとしかいいようがないのです。

滑走路上に報告された障害物はありません。
OBSTRUCTION NOT REPORTED ON RUNWAY.

JA815B, wind 330 at 5. obstruction not reported on runway.

 

なお情報官が空港にいませんので、パイロットによる報告でのみしか滑走路の占有状況を知ることができません。

各動作が完了したらパイロットから報告してもらいましょう。

JA815B, report airborn time. / rerpot down time.

JA815B, Report vacate runway.

 

リモート空港への進入

リモート空港へ進入するIFR到着機も交信はレディオと同様ですので、そちらを参照してください。