101d VATSIMの各コミュニティ

VATSIMの各コミュニティ

ここに書いてあるすべての情報はVATSIMでフライトするためだけに使用します。実際のフライトでは使用しないでください。

1.はじめに

何人かのパイロットは時々オンラインでの短いフライトをやって、できるだけ長くログオンして、そして降りていきます。一方でより高いレベルの経験をしたい と思う人もいます。バーチャルエアラインなどに参加することは新しい技能を学習を達成する一つの方法です。また大きいオンライン飛行もしくは管制コミュニ ティに参加するという方法もあるでしょう。

このセクションではオンラインパイロットがバーチャル世界でATCシステムと他のパイロットとやりとりを行うのに必要である技能をマスターする間、学習環境を提供するための多くの有効なリソースを見つけるのを助けます。

2.フォーラムとニュースグループ

フォーラムは他のメンバーから経験や意見を聞いたり質問したりすることができる人で満たされた大部屋みたいなものです。何人かは非常に知識を持っていてよいアドバイスを与えることができます。しかしながらフォーラムやニュースグループはすべての人に開かれているため、少数意見については注意しなければなりません。誰が役に立ちそうかを見つけるのには時間はかかりません。フォーラムとニュースグループは国際的で、英語が全員の母国語ではありませんが、地球上のどこからでも昼夜と問わず返事がきます。

フォーラムとニュースグループは3つのカテゴリに分けられそれぞれ、VATSIM特有、VA関係、そしてフリーウェアに分けられます。それらのボードはVATSIMに似ており、国際的であり時々地域差を反映する傾向があります。VATSIMのフォーラム自体はATCのルールがほとんど同じである地域に分割されます。これはあなたが得た返事がその地域にとって適当なものであることを確実にするでしょう。またほとんどの上質なバーチャルエアラインもそれがさらに良い状態になるようパイロットとそのスタッフがコンタクトできるようなフォーラムを持っています。加えて言うと、あなたは飛行、管制、飛行機、シーナリーなどの話題についてのたくさんのフォーラムやニュースグループを見つけられるでしょう。

VATSIMのサポートとディスカッションフォーラムはhttp://forums.vatsim.netになります。あなたのVATSIM IDとパスワードを使ってログインしてください。

VATJPNでもフォーラムを設けています。こちらはVATSIM IDとは違ったものになりますので、VATJPNのWebページでの登録が必要です。

バーチャルエアラインや特別な団体に関するフォーラムはhttp://forums.vatsim.net/viewforum.php?f=88です。

フォーラムは答えを見つけたり、他の人と交流するには非常によい場所ですが、質問を投稿する前にいくつかのステップを踏むべきです。

  1. SquawkBoxやFSInnなどのアドオンソフトについてくるreadmeファイルをすべて読みましょう。
  2. チュートリアルやFAQを含んだこのPRCで勉強をしましょう。
  3. もし答えを見つけられなかったら、フォーラムへ行き、あなたの問題に最も適切なフォーラムもしくはあなたが通常飛ぶエリアのフォーラムを選択しましょう。質問を投稿する前に、誰かが同じ質問を以前にしていないかフォーラムの過去ログを見てみましょう。いくつかのフォーラムは検索機能を持っています。
  4. 投稿することを決めたら、あなたのコンピュータに関して何も知らない人に伝えるかのように明確にその問題を記してください。その現象を明確に詳細にしてください。誰かがあなたが欲しい答えを見つけられるように明確なタイトルをつけてください。そしてしばらく我慢強く待つと、1,2日もすれば誰かがあなたの質問に答えてくれるでしょう。ですので投稿した後も何日かはチェックする必要があります。
  5. バーチャルエアラインへの誘いや商品購入のお知らせ、けんか、スパム、政治的発言、誹謗中傷、その他の無意味なコメントは絶対に投稿しないでください。パイロットと管制官の間での問題を解決するために支部の紛争解決手段を使ってください。


公式なVATSIMでのコミュニケーションの特殊な方式のひとつにNOTAMと呼ばれているものがあります。NOTAMとはタイムリーに注意していただく必要がある重要なアナウンスです。これらはいつもメッセージタイトルに"NOTAM"と書かれており、許可されたVATSIMのスタッフから来ます。サーバの停止、重要なルール変更、スタッフの変更、その他重要な情報を得るでしょう。VATSIMが1年間に10以上は発行しないでしょうから、その頻度は非常に少ないです。

なおVATJPN独自のNOTAMを発行することがあります。VATJPNフォーラムのNOTAMをご覧ください。

オンラインでの飛び方や一般的な情報について以下のサイトを紹介します。
http://forums.avsim.net/index.php

3.バーチャルエアラインと特別な団体

バーチャルエアライン(VA)とは何でしょう?VAのメンバーであるたくさんのパイロットがVATSIMネットワークで飛んでいるのを見るでしょう。彼らは大抵実際の航空ビジネスをそれぞれの塗装、ダイヤ、路線、フライト時間と経験に応じたランクとともにシミュレートしようとしています。いくつかのVAは旅客輸送に特化していたり、また別のVAは貨物輸送をフォーカスしています。またブッシュフライング(秘境探検)に特化したVAや軍用機を飛ばすのに特化したVAもあります。いくつかのVAは実際の航空会社と同じ名前を使っていたり、また別のVAはそれぞれの塗装と名前を使っています。またルールに厳密なところもあれば、緩やかなところもあります。

要は色んなテイストのVAがあるので、あなたは自分に合ったVAを探すのに色々と調べなければならないかもしれません。もう一つ考えることは、VAが多く立ち上がりますが、数ヶ月以上続くVAは少ないということです。もしあなたにとって訓練が重要であれば、そのVAがあなたが新しいスキルを勉強するのにヘルプをもらえるようなトレーニング機関を持っているかを確認しましょう。

VAがVATSIMのパートナーになるには少なくともVATSIMのユーザIDを持ったアクティブな10名のパイロットが必要です。これはそのVAがオンラインで飛ぶためのサポートや訓練を提供できることを意味します。

VATSIMのVAパートナーは次のページから見つけられます。
http://www.vatsim.net/pilots/virtual-airlines

もし軍用機に興味があるのならば、VATSIMは軍用機や政府専用機を運用するのに特化したVAを紹介します。それらのVAは下記のリンクで見つけられます。
http://vasops.vatsim.net/

もちろん上記にリンクされた以外にもたくさんのVAがあります。あなたの興味とスタイルにあったVAを見つけるか、そうでないならば好きな定期旅客機やGeneral Aviationとして飛んでください。

4.ATC区域

アドオンをロードして、飛行機も準備して、初めてVATSIMに接続する準備ができますが、さてどこに出ましょうか?VATSIMには世界中をカバーするATC区域がたくさんあります。これはどこでもATCがオンラインであることを意味するのではありませんが、ServInfoやWhazzupのようなソフトを使うことで、パイロットはログインするもしくは飛ぶときにどこのATCがオンラインになっているかを見ることが出来ます。何名かのパイロットはATCがいなくてもフライトを計画していたり、飛んでいたりしているでしょうが、ATCとパイロットがライブでやりとりしているのと同じような楽しみとは違います。

VATSIMは6つのリージョンと23の支部組織があります。それぞれのリージョンは広大なエリアのため、ATCに関するリーダシップやトレーニングを提供します。リージョンは一般的なATCルールを提供するいくつかの支部で成り立ちます。支部内のエリアを飛ぶことは比較的一貫した言い回しや手順を行わなければなりません。

それぞれの支部はあなたが飛ぼうとする実際の空域をカバーするためさらにいくつかの区域に分けられています。アメリカであれば、ARTCC(Air Route Traffic Control Centers)の名前で知られた単位に分けられます。ヨーロッパではVACC(Virtual Area Control Centers)が特定の国の領空を含むFIR(Flight Information Regions)へ分割されているのが分かるでしょう。

VATJPNが担当するのは福岡FIRであり、その中は札幌、東京、福岡、那覇の管制区管制所(コントロール)と洋上管制区に分割されます。

それぞれの区域は違った名前、微妙に違った規則、手順を持っており、それぞれの支部のウェブサイトの中でその違いを見つけることが出来るでしょう。また新人パイロットをサポートするのに焦点をおいたスタッフをみることもできます。もし彼らがあなたを援助できるか、あなたの要求を扱えるのに適した場所を薦められる場合は、まず空港の端っこでログインして管制官とのコミュニケーションを確立してください。

なおVATSIMのリージョンと支部はhttp://www.vatsim.netで確認できます。

VATJPNはAsiaリージョンに属しています。