121h 通信移管(ハンドオフ)

121h 通信移管(ハンドオフ)

ここに書いてあるすべての情報はVATSIMでフライトするためだけに使用します。実際のフライトでは使用しないでください。

通信移管(ハンドオフ)とは、新人パイロットにとり扱うのが最も難しいことのひとつです。パイロットと管制官双方が短い時間の間に多くのステップを必要とします。
 

  1. まず初めにパイロットは誰からハンドオフされるのかを理解しなければなりません。
  2. 次に、誰に、どこで、どのようにコンタクトするかを理解します。
  3. ハンドオフに対する返答をします。
  4. COM1無線機の周波数を変えます。
  5. RogerWilcoのIPアドレスを変えます。
  6. 管制官にコンタクトを行います。
  7. 指定されたルート、高度を維持します。


下記に詳細に記述をしますが、まずこれが重要です。
あなたの目の前に紙とペンを置いて、いつも書きとることです。

Step 1: ハンドオフの認知

Commuter 2057, Contact Fukuoka approach, one-one-niner decimal six-five, good day.

管制官からの交信には注意を払いましょう。もしフライトごとにコールサインを変えているのであれば、コールサインを書いたものをあなたの前に置いておき、そのコールサインが呼ばれたと認識することを訓練しましょう。また記憶の中にしっかり入れておきましょう。空域にもよりますが、管制官と離れるときの交信でいくつかの挨拶のバリエーションを聴くことがあるでしょう。例えば、"Bye"、"Bye bye"、"So long"、"See ya"、"Good night"などです。

Step 2: 誰にコンタクトするかを理解すること

誰に、その周波数でコンタクトするかを聴いて、書き取りましょう。ハンドオフを受け取り、1分後にハンドオフを受け取った管制官に戻って、「すみません、 誰にハンドオフするんでしたっけ?忘れちゃいました。」と交信することは楽しくありません。私たちはきちんとハンドオフをします。また聴いて書き取ること によって無駄な時間を回避できます。聴くことと理解することを手を使ってやってください。もし理解できなければ、"Say again, Commuter 2057"と尋ねましょう。それでも理解できない場合は、"Give me that on text please."などと言いましょう。このテキスト機能には感謝しています。あなたももし必要であればテキストにいつでも移ることができます。

Step 3: ハンドオフへの応答

次のような簡単な応答をするとよいでしょう。

Contact Fukuoka approach, one-one-niner decimal six-five, Commuter 2057, good-day.

Step 4: COM1周波数の変更

あなたの無線機パネルでCOM1周波数を変更することとてもリアルな方法です。これであなたの接続ソフトウェアにフィードバックされ、新しい管制官のテキ ストチャンネルに移ります。各ソフトウェアではCOM1周波数を変更する様々なやり方がありますが、それはマニュアルを読んでください。

Step 5: IPアドレスの変更

ソフトウェアによりますが、例えばSB3の場合はあなたがCOM1無線機の周波数を変更したら、自動的にその変更が反映されます。

Step 6: 次の管制官へのコンタクト

Fukuoka Approach, Commuter 2057, leaving one-three-thousand for one-zero-thousand. information Alpha.

コンタクトするときには必ず現在高度と目標高度を報告してください。多くパイロットは現在地に関する情報を付け足します。なおハンドオフされたときには位 置情報は必要ではありません。管制官は前の管制官からあなたがどこにいて、そしていつハンドオフを受け入れたかを知っているからです。なおあなたが誰にも 管制されておらず、初めてその管制官にコンタクトをする場合とははっきり区別されます。また特定の空域やイベントの場合、VATSIM管制官はコールサイ ンだけでチェックすることもあります。このような場合、通常はATISに書かれています。

Step 7: 飛行機の操縦

すべてのハンドオフや交信が行われている間も、飛行機をきちんと飛ばさなくてはなりません。あなたの最後の管制官は所定の高度、機首方位、航空路、何らかの方法であなたを持っていました。少なくとも、あなたはフライトプランに従っています。あなたが書き留めた指示や交信を外れて旋回をしたり、別の管制官と交信をすることによって簡単に所定の高度やルートから外れます。管制官のATISに"Aviate, Navigate then Communicate"と書いてあるのを見ることがあります。彼らは高度やコースが外れていることよりも、コミュニケーションの遅れを見ることでしょ う。