VRCの設定

VRCの設定

セクターファイル等の準備

VRCのインストールが終わったら、設定を行う必要があります。まずVATJPN内で管制を行うために必要なセクターファイルなどの準備を行います。セクターファイルはVATJPNサイトで配布しています。メインメニューのダウンロードからセクターファイル一式をダウンロードします。セクターファイルは常に最新のものを使うようにしてください。

ダウンロードしたファイルを展開します。必要なファイルは"alias.txt"、"*.pof"ファイル、"*.sct2"ファイルです。それらをVRCをインストールしたディレクトリにコピーします。

VRCの設定

初めてVRCを起動したら、次のダイアログが出ることがありますが、かまわず"OK"をクリックします。

 

次にVRCのプロファイル選択画面が表示されます。後述しますが、VRCでは各種設定をプロファイルとして保存することができます。まず最初は何もありませんので、"Default"を選択して"OK"をクリックします。

 

VRCのレーダー画面と管制官リストが表示されます。レーダー画面には何も表示されませんが、心配しないでください。これからすべて設定していきます。

 

まずレーダー画面と管制官リストを適当に画面に配置します。そしたらメニューバーの"Tools"をクリックして、必要なパネルを出現させ、位置を調整します。
それぞれの意味は次のとおりです。

・Flight Strip Bay:ストリップベイ
・Controller List:管制官リスト
・Aircrafts List:航空機リスト
・Comms Panel:管制設定パネル
・Weather Panel:気象パネル
・SELCAL Panel:SELCALパネル
・Incomming Chat Log:チャットログ

 

次にセクターファイルを読み込んで、レーダー画面に地形などを表示させます。メニューバーから"File"->"Open Sector..."を選択して、ファイル選択ダイアログを表示させます。
そして先ほどVRCインストールディレクトリにコピーした適切なセクターファイルを読み込ませます。

 

すると、下記のように日本列島の地形などが表示されます。

 

メニューバーの"Settings"->"Radar Mode"で表示モードを変更できます。通常はGround, Tower, ARTS, DSRのどれかですが、お好みに合わせて設定してください。

 

メニューバーの"Settings"->"General"で一般設定を行います。クリックすると"General Settings"ダイアログが表示されます。
まず"Miscellaneous"タブを開いて、AliasファイルとPOFファイルを設定します。それぞれの"Select..."ボタンを押して、AliasファイルとPOFファイルを選択します。

 

次に"Hotkeys"タブを開きます。ここでは航空機選択キー、管制官選択キー、PTTキーの設定を行います。各キーを選択するには、それぞれのテキストボックスをクリックして、その後設定したいキーを押すことで設定が行われます。

 

次に"Airspace"タブを開きます。ここではレーダーの範囲、対象とする出発・到着空港の4レター、遷移高度等を設定します。レーダーの範囲は下記の基準がありますので、各セクターごとに遵守してください。

・Delivery, Ground 20nm以内
・Tower 50nm以内
・Approach, Departure 150nm以内
・Center 制限なし
・Observers 300nm以内

 

遷移高度は通常14000フィートとなりますが、QNHによって正しい高度を設定してください。

 

次に"Data Tags"タブを開きます。ここではデータタグの設定を行います。VFRコードには"1200, 1400"を入力しておくとよいでしょう。

 

次に"Flight Strips"タブを開きます。ここではフライトストリップの表示設定、色設定を行います。
ストリップを2列に並べて表示さ せたい場合は、"Two-column Flight Strip Bay"にチェックをいれます。また"Airspace"タブで設定した対象空港に関するフライトストリップがある場合に自動的にベイに追加するに は"Auto-Add Arrival Strips", "Auto-Add Departure Strips"にチェックを入れます。

そのほか、他の管制官のために、"Push Strip When Handing Off Aircraft"にチェックを入れましょう。

 

次にオーディオデバイスの設定を行います。メニューバーの"Settings"から"Audio Devices..."を選択します。すると"Audio Devices"ダイアログが開きます。
上からマイクロフォンデバイス、ヘッドセットデバイス(音声出力用)、スピーカーデバイス、ヘッドセット出力音量設定、スピーカー出力音声設定、VHFシミュレーションの設定となります。
それぞれ適切な音声デバイスを設定してください。

 

次にマイクロフォンの音量設定を行います。まず予めWindowsの設定からマイクロフォンの音量を適切な値に設定します。
その後、メニューバーの"Setting"から"Calibrate Mic..."を選択します。

 

マイクロフォンの音量設定を継続する場合は下記のダイアログボックスの"OK"をクリックします。

 

下記のダイアログが表示されますので、そのまま静粛を保ちます。"OK"を押してから5秒間静粛を保ってください。なおマイクをミュートにすると正しい設定ができませんので、管制するときと同様のマイク位置にしてください。

 

5秒たつと、今度は通常の音量レベルを取得します。"OK"をクリックしたら、5秒間何かしゃべってください。このときも管制するときと同様のマイク位置にして、5秒間しゃべってください。

 

音量設定が終わると、次のようなダイアログが表示されます。音量設定が適切に終わった場合は上のダイアログが、適切でなかった場合は下のダイアログが表示されます。
適切でない場合は、バックグラウンドのノイズが大きい場合とマイクの入力レベルが低すぎる場合があります。ダイアログに表示される内容を確認して対処してください。

 

次に表示の設定を行います。表示の設定はメニューバーの"View"から設定を行います。表示したい内容にチェックをつけてください。

 

接続と残りの設定

接続と残りの設定を行います。
接続はメニューバーの"File"->"Connect..."をクリックして行います。すると次のようなダイアログが表示されます。
Callsign にコールサイン(識別符号 + アンダーバー + セクション名 例:RJTT_GND, RJOO_TWR, RJFF_APP, RJCG_CTR)、Real Nameにあなたの実名、Facilityに担当しようとするセクション、Ratingにあなたのレーティング、Certificate IDにあなたのVATSIM ID、Passwordにパスワード、そしてServerに接続するサーバをいれ、最後に"Connect"をクリックします。

 

接続が完了すると、レーダー画面下部のテキスト表示欄にServerからのメッセージが表示されます。

次に管制周波数の設定を行います。メニューバーの"Tools"->"Comms Panel"にチェックを入れ、"Communications"パネルを開きます。
このパネルは開設する管制周波数などを設定するパネルです。まず何も設定されていない"Name"ボタンを押します。するとパネル下部に入力スペースが表示されます。

 

ここに次の内容を入力し、"Save Changes"ボタンをクリックします。

・Position Name:設定名(わかりやすい名前でよいです)
・Frequency:オープンする管制周波数(小数点3桁まで必要)
・Vox Server:使用するボイスサーバ(通常:rw-asia.liveatc.net)
・Vox Channel:使用するチャンネル(通常はコールサインと同一)

 

使用する管制周波数の設定が終わったら、PRIM欄と、HDST欄(or SPKR欄)にチェックを入れます。
※見学者は"PRIM"と"TX"にチェックを絶対いれないでください。パイロットと管制官が通信出来なくなります。

以上で管制周波数の開設が完了します。
なお一時的に音声をスピーカーに切り替える場合は"A/G to SPKR"ボタンを、ミュートする場合は"Mute"ボタンを押下します。

 

次にATISの設定を行います。メニューバーの"Settings"->"ATISMaker..."をクリックすると、"ATISMaker"ダイアログが表示されます。

それぞれ次の内容となります。

・Airport ICAO Code:管制する空港の4レターコード(コントロールの場合は、AreaQNHの基点となる空港)
・ATIS Code:ATISコード
・Auto-Update:METARが変わったタイミングで自動的にATISを更新する場合に使用する
・Refresh:ATISの更新
・Controller Info Template:ATIS内容。マクロがいくつかあります。
・Current Controller Info:実際に出力されているATIS
・Last METAR:現在のMETAR
・Landing, Departing:使用滑走路。Add Rwyボタンとその右側にあるテキストボックスから滑走路を追加します。
・Visual approaches in use:視認進入時にチェック
・Voice ATIS Template:ボイスATIS用のテンプレート
・Voice ATIS Server:ボイスATIS用音声サーバ(通常rw.liveatc.net)
・Voice ATIS Frequency:ボイスATIS用周波数
・Record ATIS:ボイスATIS録音
・Monitor ATIS:ボイスATIS再生
・Connect:ボイスATIS接続

 

最後にレーダー中心点の設定を行います。コマンドラインから".vis 中心点"を入力し、リターンキーを押します。(例:".vis rjft")
なおこの中心点の設定はログイン後、毎回必ず行ってください。

 

以上で設定は終了です。